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札幌ライフスタイルブログ

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北海道の生活保護の現状とその問題点について考える

2015年1月19日(月)

みなさんこんにちは!

下宿上野です。

今回は北海道の賃金と生活保護について。
北海道の賃金は、とにかく安い!
札幌は200万人突破の大都市であるにも関わらず、です。

【ワーキングプア】
この言葉は年収200万円以下の層を呼ぶようです。
北海道の最低賃金(734円)を当てはめてみると年収140万程度となり、ここから健康保険や厚生年金、市民税等引くと、本当に生活は厳しいものになる。贅沢品などはもってのほか。

ワーキングプア(以下ワープア)層は、朝から晩まで働いてこの賃金の場合が多い。
アルバイト、正社員に限らずだ。
自分の時間のほとんどを労働に充てる為に、自己投資や自分の為の勉強の時間を持つ事が難しい。
自分の望んだ道の下積として長時間労働との認識であれば生産的ではあるが

問題なのは、生活を維持する為に生産的ではない長時間労働を行わざるを得ない事だ。
これほど悲しい事は無い。
いわゆる、「生きるのに精一杯」状態だ。

若者のうちは一人の事だけ考えたら良い。しかし年齢を重ねるにつれて養う家族が増えていく。
親の老後も考えなければいけない。
老後の貯蓄にまわすお金も捻出出来ないのが現状だ。

そもそもなぜ北海道はワープアが多いのか?
それは単純で、北海道の景気が悪いからだ。

かくいう私も、料理人の下積時代は朝から晩まで働いて手取り12万円だった。
小さな店で財務状態も把握出来たので、経営からしたら12万円でも大きなコストだ。
賃金を上げてもらうにも、どこから捻出するの?といった状態。

まあ、私に関してはその下積があったからこその今なので大変有意義な時間ではありましたけど・・・

そして、これは本当かどうか知らないですが、北海道は生活保護申請が通りやすいと聞きました。

昔、テレビ番組での素人の発言が騒動になりました。その言葉を知っているでしょうか。
【働いたら負け!】
ニートの方が発した言葉で、当時は非難囂々でした。

しかしどうでしょう?
実際問題として必死で働いた賃金より生活保護費の方が高いんです。
労働者の方は納得がいかないんじゃないでしょうか?

ケースワーカーの方は「働いて社会復帰しましょう!」と語りかけると言いますが
働いてももらえるお金が少なくなるってそんな馬鹿な話しがあるんですか。

もちろん生活保護の制度は必要だと思っています。
しかし、実際問題生活保護の審査は適正審査なのか甚だ疑問です。

本当に必要な人は申請がおりず、賢い人が申請を通しています。
生活保護費はパチンコ等ギャンブルや貯蓄は一切禁止です。
しかしこれを行っている方は残念ながら多勢います。

全て現金支給ではなく、半分現物支給やチケットなどに出来ないものでしょうか?
難しい問題ではありますが、景気が良くなるのを願うしかないのでしょうか・・・。

私たちはこれからも、札幌の社会人下宿として労働者の方々の応援をさせてもらいます。


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